CGより、やっぱり本物が見たい!

一度でいいからハグしたい 命がけで猛獣と

 

ゆりです。

 

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アフリカのサバンナゾーン:チーター

 

突然ですが、あなたはヤマアラシの針を触ったことがありますか?

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アフリカの熱帯雨林ゾーン: アフリカタテガミヤマアラシ

これがヤマアラシです。

この針は、体毛が変化したものなのですが、想像以上に太くて硬いんです。

こんなのが刺さったらひとたまりもありませんね!

今から紹介する動物園では、ヤマアラシの針だけでなく

動物たちをより身近に感じて、触って、知ることができます!

 

映画館でCGのライオン見るくらいだったら(好きな方ごめんなさいね)

動物園で本物のトラが見たい!!(もはやライオンじゃない)ということで

先日、ずっと行ってみたかった

横浜の動物園、ズーラシアに行きましたので、見所などをお伝えします!

 

と、その前に、少し動物園の展示方法についてお話したいと思います。

 

大学生の頃、授業で「行動展示」の代表的な動物園として

北海道の”旭山動物園”と、今回取り上げる”ズーラシア”について習いました。

その時の記憶を頼りに、少しご説明したいと思います。

 

「行動展示」とは、簡単に言うと

「野生動物の特徴的な行動を展示する・動物の自然な生活、習性や行動を展示する」という展示方法です。

今では、多くの動物園や水族館が「行動展示」を取り入れるようになりましたが、今から15年前くらいまでは、四角いコンクリートの檻や、狭い展示室に動物が入れられて、それらを順番に見ていくのが日本では当たり前でした。

日本では、先述した”旭山動物園”が1997年より、少しずつ行動展示を取り入れた展示施設を作り始め、2005年にはNHKのプロジェクトXで、その様子が取り上げられるなどし、大人気となりました。

(もちろん!旭山動物園にも、大学のゼミ卒業旅行で行ってきましたよ!上記の授業がゼミの担当教員の授業だったので、フィールドワークという名の…以下略。

遠い記憶ですが、チンパンジーのこどもが、人懐っこくてすごい近距離で写真も撮れたので、今でも時々、その時の写真を見ては癒されてます)

 

さて、ズーラシアは、というと

メインテーマの「生命の共生・自然との調和」にふさわしく

生息環境展示や世界の気候帯・地域別にゾーニングすることにより、世界旅行ができる動物園として植物や自然環境について楽しく学べるようになっています。

「生息環境展示」とは、それぞれの動物の生息環境(植物や地形など)をなるべく再現し、動物たちが本来持つ行動や習性を展示する方法のことです。

 

1999年にオープンして以来、徐々に展示ゾーンを拡張しながら、2015年4月、「アフリカのサバンナ」が全面オープンし、約15年かけて全エリア開園となりました。

また、「アフリカのサバンナ」ゾーンでは、日本初の肉食動物と草食動物の4種混合展示を開始し、今でもチーターキリン、シマウマ、エランドなどを同じエリアでみることができます!

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アフリカのサバンナ:チーター
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アフリカのサバンナ:キリンとチーター

 

公式HP

『よこはま動物園(ズーラシア)は、世界中の野生動物を、展示、飼育、繁殖させている国内でも最大級の動物園です。絶滅寸前の希少種の野生復帰や、そのための研究にも積極的に取り組んでいます。』

のように書かれている通り、実際に、ズーラシアでは様々な動物の赤ちゃんを見ることもできます。

成長の過程を見ることもできるので、例えば体が大きく成長するだけでなく、徐々に体毛の色が変化するなどといったことも観察することができます。

例えば、こちらのフランソワルトンの”ユズ”と”アマナツ”親子

子どもの”アマナツ”はまだ生後約3か月です。

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アジアの熱帯林:フランソワルトン

 

フランソワルトンの赤ちゃんは全身オレンジ色の毛ですが、

これが生後約6か月から1年程度で、成獣と同じく体毛が黒くなるそうです。

アマナツもだんだん黒い体毛に変わってきている部分もあるので

その様子を確認することができますよ!

アマナツ、ほんとに可愛いですよねぇ。。。

 

ここで、少し話は変わりますが、

そもそも、ズーラシアに何時ごろ行くのがおすすめなのか、

どう回ればいいの?ご飯は?トイレは?お土産は?など

少し私なりにお伝えしようかと思います。

(某テーマパークみたいですね)

 

まず、ズーラシアは正門からぐるっと一周して戻るのに約4.5キロほどの距離があります。

そして、正門と北門に各入場ゲートと駐車場があるので、

自分の見たい動物の近いゲートから入場したり

飼育員さんによるガイドが聞ける「飼育員のとっておきタイム」や

バードショー、ラクダライド、朝はパカパカ広場でウマに朝ごはんをあげたりできるので

それに合わせた入場ゲートから入るのがオススメです!

 

私はスマトラトラ目当てで行ったので、正門から攻めて行きました。

また、車で行ったので、正門のほうが駐車場が広いので便利なのです。

駐車代は開園から閉園までで1000円でした。

ズーラシアの開園時間は9時半からですが

8時半に駐車場はオープンしていて、たくさんの警備員さんがお出迎えしてくれます!

すでに大人気感が出てますね!

券売機は9時からチケットが買えるようになるので、

8時半~9時前に到着していると入場ゲート近くに車を停めて待つのがおススメです!

チケットは大人1枚800円!!めちゃくちゃ安い!!最高です!

実は、入場時にチケットを購入しなくても

SUICAやPASMOなどの交通機関系のICカードでもタッチして入場可能です。

スタッフの方に「”IKOCA”でも大丈夫ですか?」とお伺いしたところ

「試したことはないですけど、たぶん大丈夫だと思います」との回答をいただいたので

関東の交通機関系のICカードを持ってない関西の方も、いけると思います!

ただ、チケットを買う方が、動物の写真付きのチケットが発券されるので

ちょっとした記念にはなります。

 

入場ゲート付近にはイスなどもあるので、涼しい時期は早めに外で待つのも良いでしょう。

券売機の隣あたりにトイレもあるので、入場前に済ませておくこともできますよ!

ちなみに、ズーラシアのトイレはどこもとてもキレイでした!

 

さて、9時を過ぎてチケットを買うと、ちらほら入場ゲートにお客さんが並び始めます。

(ちなみに、この日は日曜日!)

正門を入って少し進むと、アジアの熱帯林ゾーンにインドゾウがいるのですが、

開園してすぐは、展示場に出たてだからなのか、結構、活発にエサを食べる姿が見れます!

それを逃さず見たい方は、9時にチケット買って、トイレ済ませたら

入場ゲートに並ぶ方が良いかと思われます!

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アジアの熱帯林:インドゾウ
アジアの熱帯林ゾーン:植物にも名前などが掲示されてました
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アジアの熱帯林: ボルネオオランウータンの看板

 

私が行った日の前日の夜に、ナイトズーラシアが開催されていて

動物たちが残業していたので、

みんな若干疲れてるのか?みたいな感じでしたが

亜寒帯の森:レッサーパンダ

普段は、だいたいの動物は朝が元気だそうです。

この日も、ボウシテナガザルは、檻にぶら下がってブンブン揺れながら

大きな鳴き声をずっとあげてました。

調べたところ、ボウシテナガザルは、朝、数キロ先まで聞こえるような大きな声で15秒程度の鳴き交わしを繰り返し行うそうです。

アジアの熱帯林:ボウシテナガザル

 

さぁ!アジアの熱帯林ゾーンといえば!!

私の大好きなスマトラトラがいるところです!

オスのガンター、メスのデルとカリの3頭がいます。(私はガンター推し)

ずっと、ブログを見続けて、やっと本物に会える!と思って行ったのですが

やはり、前日のナイトズーラシアの影響か

最近、ガンターとデルが同居を始めたからか、

もしくは公式ブログによると、ここしばらくガンターは

展示場に出てくれないそうで、この日もそうだったのか、、、

この日、1頭しか(デルかカリ、カリかなぁ…)展示場に出てなくて

ガンターに会えずでしたが、

ガラスの近くに(雨の日は雨宿りでここによくいるらしい)いてくれたので

かなり近距離でみることができました!

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アジアの熱帯林:スマトラトラ
アジアの熱帯林:スマトラトラ(別角度から)

 

ガンター、またね。

そういえば、ホッキョクグマも、気温や体調の兼ね合いで

この日はお休みだったので見れず、、

またリベンジに行きたいと思います。

 

かなり長くなってしまったので、

次回の私担当のブログに続きを書こうと思います!

 

少しでも、動物園や動植物・環境などに興味を持ってもらえたらうれしいです!

ちなみに、9月21日(土)10時~

アフリカのサバンナ草原エリアにてチーターランが実施されるそうです!

最高やん!!めちゃくちゃ見たい!!いいなぁ、、横浜の人は、、

チーターランが見たい方はぜひ!!

ズーラシアのサバンナエリアは楕円形になっているので、

コーナーを曲がりながら走るチーターが見れるのではないかと思います!

詳しくはズーラシアのチーターラン詳細ページから。

 

そして私のブログよりも、ズーラシアの飼育員さんたちの公式ブログの方が

面白くてオススメなので、良ければズーラシア公式ブログもチェックしてみて下さい!

 

<リンク>

ズーラシアHP

 

(txt:ゆり)


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