「葵祭」
新緑が美しく、すごしやすい時期になりました。
京都ではまもなく「葵祭」のなかで最も注目のあつまる「路頭の儀」が執り行われます。
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「葵祭」とは上賀茂神社と下賀茂神社の例祭で、「京都三大祭り」にも挙げられる有名なお祭りです。
「路頭の儀」では平安絵巻さながらの伝統衣装を身にまとった全長700メートルにもおよぶ行列が、京都御所から下賀茂神社、上賀茂神社までの8kmの道のりを練り歩きます。
「葵祭」の歴史は約1500年にもおよび、平安時代から前身となる行事があったそう。
江戸時代の再興を経てからは古来より加茂神社の神紋であった「葵の葉」を衣服や牛車、社殿などに飾るようになり、その様子から現在の「葵祭」という呼び名になりました。
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毎年「路頭の儀」が執り行われる日付は5月15日なので、その年の曜日によって人の多さが大きく左右されます。
今年は平日なので、授業のある方には立場上おススメできませんが…
比較的ゆとりをもって観覧しやすいのではないでしょうか。
歴史や京都の文化に興味がある方にはもちろんお勧めの行事ですが、思わぬインスピレーションを受けることがあるかもしれません。
エリアとしても精華大学からほど近い、上賀茂・北山・北大路エリアなどで行列を見ることができます。
ご予定の無い方はぜひ足を運んでみてくださいね。
(Text:Mo)