LD(レーザーディスク)について
視聴ブースをご利用の方から「検索した映画が見つからない」とご相談を受けるとき、
検索結果画面がこのような表示になっていることが多いです。
" DVD " でもなく、" VHS " でもない、
" LD " ってご存知ですか?
LD(レーザーディスク)とは、VHSとDVDの間に発売された記録メディアのことです。
発売時に付いていた「絵の出るレコード」というキャッチコピーの通り、
直径30cm。ずっしりしてます・・・!
VHSよりも画質が良いので、高画質を求めるマニアからの人気が高かったそうです。
しかし、レンタル禁止で販売のみ、録画不可で鑑賞のみ、といった制約がネックになり、なかなか家庭に普及しないまま、後継のDVDのビッグウェーブに押されてひっそりと姿を消しました。
いまやお目にかかることの少なくなったLDなのですが、情報館の視聴ブースでは現役で活躍しております!
1Fに降りて右へ進んで頂くと移動式のラックがあり、その一角がLDのコーナーになっています。
映画の種類も豊富です。90年代ぐらいまでの作品が揃っているので、古いラインナップというわけではありません。
視聴方法はDVDと同じで簡単。ですが、片面1時間しか記録できないメディアのため、1時間以上の作品だと途中でディスクを引っくり返す必要があります。
2時間以上の作品なら、もう1枚ディスクが付いて2枚組になります。
「 1 」 と書かれた面が上になるようにディスクをデッキに入れ、1時間経って切れたら、引っくり返して「 2 」。3があったら続いて、2枚目の「 3 」を上にして入れます。
入れ替えの手間はありますが、VHSのように巻き戻しなどをする必要がないので余計な時間はかかりません。
DVD化やVHS化されていない作品が、LDにはある!ということもあるので、
ぜひ情報館でLD観賞してみて下さいね。
なんだかノスタルジックな気持ちになりますよ。
(TEXT:NY)