染め物で長く大事に
メディアセンターでは伝統美術工芸の授業の撮影・編集をしています。
先日「染司よしおか」さんの吉岡幸雄さんの講演を撮影をしました。
よしおかさんは絹、麻、木綿など天然の素材を、紫草の根、紅花の花びら、茜の根、刈安の葉と茎、団栗の実など、すべて自然界に存在するもので染めています。
授業では紅花から赤に布を染めていたり、藍の生葉染めの映像を見せていただきました。
とてもきれいな色です。
今、雑誌「BRUTUS」では「夢の値段」という2015年新春企画が開催されています。
その中で染司よしおかさんの藍染めのハンカチも販売されています。
お値段ビックリ価格なのですが(笑)美しく丁寧に染められたハンカチを一生もので使える大人の世界に憧れます。
精華大学にはテキスタイルコースもありますし、京都にも何件か染め屋さんがあると聞きます。色あせてしまったり、シミができてしまった服など、捨てるのではなく一度染めてみるのも良いかもしれませんね。
(text:実寸)