宮館長おすすめコーナー:温泉と文学
ただいま、情報館階段踊り場の
宮館長おすすめコーナーでは、
「温泉と文学」をテーマにおすすめ図書を展示しています。
温泉旅行に行くと「文豪の愛した宿」といわれる旅館が結構多いことに気づきませんか?
近代以降、温泉は小説の舞台になったり、執筆の場所になることが数多くありました。
尾崎紅葉の『金色夜叉』、川端康成の『雪国』、『伊豆の踊り子』、志賀直哉の『城崎にて』などなど挙げればきりがありません。
現代でも、種村季弘や川本三郎、嵐山光三郎ら徘徊の達人たちの温泉旅行記は流石の面白さです。
特集の一部はこちら。
嵐山光三郎著『温泉旅行記 (ちくま文庫)』筑摩書房, 2000.12
草なぎ洋平編『作家と温泉 : お湯から生まれた27の文学』河出書房新社, 2011.1
ぜひぜひ、読書で温泉気分を味わってください。
(text: し)