「Domestic and Abroad」開催中!ギャラリーフロール
ギャラリーフロールでは、12/8(土)まで、企画展「Domestic and Abroad-国境を越えて見えるもの-」を開催中です!
この展覧会は、海外で美術学生・制作・発表の体験をもち、現在、国内や海外に在住する現代美術作家の作品展示となります。
出品作家は、シュウゾウ・アヅチ・ガリバーさん、ひらいゆうさん、塩田千春さん、長島聡子さんなど、勢力的に海外で制作や発表を行われておられる4名の作家の方々です。
今日は、一階奥の二部屋で合計32点もの作品が展示されている「ひらい ゆう」さんの作品をご紹介させて頂きます。
ひらいさんは、「境界」をテーマに制作をされています。
今回の展示は、隆々とした筋肉をもつ男の人形“アクションマン”を女装させて撮影された写真「マダムアクション」に、海などの風景写真 「BLUE」を組み合わせて展開された展示と、台所用品を背景にフィギュアでサーカスを再現された世界と本物のサーカスの観客の姿を組み合わせて表現された写真作品「キッチンサ-カス」とで展示展開がされております。
「マダムアクション」では、女装した男の妖艶なオーラに引きつけられます。男性と女性の要素を兼ね合わせた不思議な存在が表現されています。生きているかのようですが、実際は人形であって- 虚の世界。組み合わせて展示されている、すい込まれるような色彩の風景は幻想的ありながら-現実。とても不思議な感覚になります。性別、実と虚など、あやうい境目で放たれる美しい表現と感覚をぜひとも実際に見て感じて下さい!
「キッチンサーカス」の写真作品も、フィギュアで再現されたサーカスと現実のサーカスの観客写真が合わさりー虚と実の世界が交差する不思議な世界がキラキラした写真で美しく表現されています!
ぜひ、実際にギャラリーでご覧ください!
会期は12月8(土)までです!