芸術の秋、沈黙の秋?
こんにちは。
見事に風邪をひいてしまったU介です。
宣言どおり別府にアート(…と温泉)を楽しみ骨休めをしたはずなのですが…。
いやはや…。皆さんはお変わりありませんか?
さて読書の秋、芸術の秋、学祭の秋ということで、京都市内も色々活気ついていますね。
僕の身近なところでは、
都メッセ・京都美術館・京都市図書館でプロジェクトマッピングや、
映像のインスタレーション(精華の学生さんの作品)が上映されていたり、
叡山電車では「詩の電車」が走っていたりと、
精華大学でも学生の企画で先生と職員さんがDJをしてたりと、、
日常の隙間に感じるアートや創作行為があるって良いなと思ってみたりもします。
良い意味でのガヤガヤワイワイを体験してふと思い出したのが、ジョン・ケージの4分33秒。
普段、意識を向けない「休符」=「静寂」(本当に音が無いわけでないのですが…)に意識をむける行為は
すっごく浅い僕の雑感ですが、日常にある埋もれがちな素敵な要素を発見するのに似ている気がします。
ふと日常の空白に目をやる行為、これも一つのアートに繋がる…のかもしれませんね。
そんな作品を作り上げたジョン・ケージは今年生誕100周年。
それを記念して京都芸術センターでは
“John Cage 100th Anniversary Countdown Event 2007‒2012 / FINAL”
が公演されるようです。
かなり近い日程だったり、木野期間だったりしますが、
折角の秋、20世紀の芸術思潮に大きな影響を与えた作曲家の痕跡に触れてみるのは如何でしょう?
…芸術的にも美しいサイレント、
そして"会話の沈黙"を量産する僕にとっては最大の強敵(とも)。
今後も真正面から向き合います。