猫と残暑とマンホールの蓋
気付いたら、もう早九月。
朝晩は幾分すごしやすくなってまいりましたね。
とはいえ、本日の京都市も最高気温は35℃の猛暑日という予報。
まだまだ残暑厳しく、日中の夏はもう少し続きそうです。
これだけ暑く日差しも強ければ、アスファルトは溶けだし、
車のボンネットやマンホールの蓋などは、
目玉焼きでも作れそうなほど熱くなっていそうなもの。
と思いきや、先日意外な光景を目にしました。
[マンホールの蓋の上で優雅にくつろぐ猫の方がた(15:30頃撮影)]
あの、ご自身にとって快適な場所を探すことにかけては
野生界でも並ぶものはないとされる猫の方がたが、
入れ物の蓋の裏に貼りついたバッテラの昆布のように
マンホールの蓋にへばりついておられました。
発見時は多少日が差していましたが、
日中はあまり日の当らない場所なのでしょうか。
または、マンホール下の空間には冷たい空気が流れているのか。
とにかく、猫の方がたのどん欲なまでに"快"を求めるその嗅覚には
シャッポを脱ぐしかありません。
もう少し暑さは続きそうですが、
猫の方々をお手本に少しでも涼しい場所を探しつつ、
秋の到来を心待ちにしたいと思います。
(text:かまぼこ)