夢二の故郷

明治から昭和時代前期の画家、詩人である竹久夢二。

先日、夢二の故郷、岡山にある、夢二郷土美術館に行ってきました。

屋根の上に風見鶏がたつ素敵な建物。
なんだか、神戸北野の風見鶏の館を思い出します。

そもそも、夢二のことを知ったのは、
数年前の情報館特別展示「蔵書票グラフィティ」でした。

当時は、挿絵画家としての作品が印象的でしたが
改めて夢二の作品に触れた今回は、日本人女性の美人画が特に印象に残りました。

まず目に留まったのは、「加茂川」というタイトルの作品。
京都の加茂川と、舞妓さんが描かれています。
この作品を見ながら、昔も今も、加茂川は京都人にとって身近な場所のひとつだと感じました。

夢二が描く、着物を着た女性。
その女性の背景にある景色。

大正という時代は、こういう時代だったのかなと感じることができます。

展示資料を見た後は、ミュージアムショップへ。
かわいいものばかりで、なにを買おうか悩んでしまい
ついつい長居してしまいました。

大正デザインが素敵な、夢二の資料。
なかなか直に作品を見ることは難しいかもしれませんので
ぜひ情報館の資料を活用してください。

情報館には、竹久夢二の資料は60冊ほどありますが、
そのうち、夢二郷土美術館の資料はこちら。

竹久夢二展 : 生誕九十年記念 夢二郷土美術館コレクション
夢二郷土美術館 1974 3F図録 726||Ta 61

竹久夢二展 : 夢二郷土美術館所蔵
朝日新聞大阪本社企画部編. 朝日新聞大阪本社企画部 1989 3F図録 721||Ta 61

 

(text:図書:SHS) 


    fromKYOTO

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