「世界制作の方法」展
「世界制作の方法」展 @国立国際美術館
今週末12月11日(日)まで!
出品作家:エキソニモ,パラモデル,伊藤存+青木陵子,クワクボリョウタ,木藤純子,鬼頭健吾,金氏徹平,半田真規,大西康明
やっと行けました。
初めてタイトルを見てわっ!と膨らんだ期待通り、おもしろい展覧会でした。
個人的にはクワクボリョウタさんの出品作品が体験としても印象的でした。
その瞬間たまたま同じ空間に居合わせた見ず知らずの人たちと、
まっくら闇に浮かぶ光の輪郭を、沈黙のなかぼんやり共有する、
というのがなんだか不思議に落ち着きました。
美術館の案内によると、
“従来の美術とそれを支える制度にとらわれることなく、
驚きと発見に満ちた表現手法によって独自の世界を構築している作家の今をご紹介”
ワンマンライブもいいですが、対バンライブ的な予期せぬ出会いは幸運感が割増です。
こんな風な形態を特定しないワンテーマの展覧会が
関西の美術館でももっと観られるようになったらいいですねぇ。
同時開催の「中之島コレクションズ」では
美術の教科書級のオールスター作品大集合。
ガラスケースもなく、マクロでの鑑賞が可能です。
大阪市さん、こんなに色々持ってるのに・・・常設の場がないのは哀しいですね。
大阪市立近代美術館開館計画が平成29年目指して具体的に進行しているようで、
期待しています。
(text:図書:おこめ)