山に挑む
一週間ほど前のことになりますか
送り火の次の日に大文字山登山に挑戦してきました。
挑戦、といっても一年前に登ったことはありますが
なんせ体力の衰えを感じつつの今回の登山。
自分の中ではかなり朝早くスタートしたと思ったのに
それより早く出動されている京都府民の皆様方。
情けなく私がぜいぜい息を切らしながら進むのを横目に
杖をついたご老人に、年少さんくらいのお子様にと
ひょいひょい山道をクリアーしていかれる皆様方。
恐るべし京都府民。
足腰と精神の弱さを露呈しながら
後悔と自問自答を繰り返しながら
最後は地面に這い蹲る勢いで頂上まで辿り着きましたが
そこからの風景は格別。
疲れを吹き飛ばしてはくれませんでしたが
吹き抜ける風の涼しさと少ぅし残った消し炭をビニル袋に放り込んで
またとろとろ帰りましたとさ。
(text:図書:炭子)