日本を代表する知
国立民族学博物館にて『ウメサオタダオ展―知的先覚者の軌跡』
開催中です。
「ウメサオタダオ展?いきたい!」とチケットをいただいた私ですが
梅棹忠夫とはどのような方なのでしょう?
梅棹 忠夫(1920年6月13日-2010年7月3日)
日本の生態学者、民族学者。
国立民族学博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、
京都大学名誉教授。理学博士。
なるほどー。
梅棹忠夫といえば、『知的生産の技術』でしょうか。(京大式カードで有名!)
フィールドワークや京大人文研での経験から書かれたもので、
メモのとり方、カードの利用法、原稿の書き方など、知的生産を行なうための
実践的技術を提案したロングセラーです。情報館にもあります。
(3F文庫新書コーナー ; 002||U 73||岩/新)
展覧会では『知的生産の技術』に至るまでのカードやメモ、直筆原稿など、
すべてを見ることができるそうです。ワクワク。
とどまることのない好奇心で、世界を歩いた梅棹忠夫。
インターネットであらゆる事柄を調べることが出来てしまう世の中ですが、
本当の知的創造とは、自らの手を使い、足を動かして得ていくものなのだと
シミジミ感じます。
情報館には『知的生産の技術』以外にも梅棹忠夫の著作がたくさんあります。
(OPACで97件ヒット!)
展覧会へ行かれる前に、ぜひ情報館へもお越しくださいませ。
(画像の資料)
『山の世界 : 自然・文化・暮らし』梅棹忠夫, 山本紀夫編/岩波書店, 2004.7
請求記号: 454.5 || U 73 3F閲覧室
【展覧会情報】
■会期: 2011年3月10日-6月14日
■会場: 国立民族学博物館国立民族学博物館
■開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
■休館日:毎週水曜日
(text: 図書:砂利)