ひやおろし
10月1日は日本酒の日だったようですね。(まぁこの類の記念日は、探しだすと枚挙にいとまがありませんが)
10月はお米が穫れて、日本酒の仕込みの準備が始まる月です。
京都もかなりの酒どころ。僕は伏見に住んでいますが、伏見なんて200〜300m歩けば何かしらの造り酒屋に出くわします。
銘柄もたくさんありますね。
玉乃光・英勲・蒼空・桃の滴・富翁・招徳・月桂冠・キンシ正宗・月の桂・日出盛などなど…。
その他にもたくさんあり、今あげた銘柄の2~3倍はあると思われます。
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その中でも、いま僕の一押しは「玉川」。
このお酒のセールスポイントは色々あるんですが、僕は単純に味が好みです。
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濃い深みのある旨味と、やんわりとした酸味。そしてすっきりとした甘み。
「玉川」の銘柄は平均して濃い旨口で、決して辛口タイプのお酒ではないです。
日本酒に常々感じるのは、「お米と水だけでのこんなに甘くなるなんて!」という感嘆の思い。
辛口も大好きですが、この甘さを感じると「日本酒を飲んでるなぁ」と切に感じます。
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さらにこれからは「ひやおろし」の季節。
「ひやおろし」とは冬に造ったお酒を春夏のあいだ寝かせて、秋に売り出す商品の種類のことです。(確か)
もともと日本酒は寝かせるもので、低い温度で熟成されると味もまろやかになり、飲みやすくなります。
「ひやおろし」は秋に解禁されます。ちょうどボジョレーヌーボー的な意味合いだと思ってもらえれば良いです。
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さんまとひやおろし、という単語だけでよだれが止まらない季節。
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おすすめの「玉川」ですが、叡山電鉄「修学院駅」のフレスコ横にある「上田酒店」で購入可能です。是非!
(text:情報館MC:SM)