山を歩く、壁を登る。
登山について。
最近テレビでまゆ毛のつながっている女芸人の方がモンブランという山に登っていました。
自分が興味を持ちだしたからなのか、登山やクライミングに関する情報を割と耳にする機会が増えたように思います。
おしゃれな登山ウェアやアウトドアブームの助けもあって、中高年世代だけでなく若者の登山者も増えているようです。
僕も富士山に登ってみたいと思っているインドアゲーマーなので、最近気になる登山について情報館の資料も含めてちょっと紹介。
ヤングジャンプで連載中の登山・クライミング漫画です。
山にとり憑かれていく主人公の描写と作画の綺麗さにグイグイ引き込まれます。
ストーリーの原案者コロコロ変わっちゃって、伏線とかが回収されてないとこがあったりしてますが、大人の事情とか考えると面白くないので無視です。
上記の漫画の原作です。情報館に所蔵されています。
新田次郎の小説「劔岳 点の記」は映画にもなりましたね。
○「孤高の人 改版 上巻・下巻」新田次郎著 情報館3F 文庫新書コーナー 913.6||N 88||新/文
○「剣岳 : 点の記」新田次郎著 情報館B1F 書庫 913.6||BS
小説「孤高の人」のモデルになった加藤文太郎が書いた遺稿集です。
この方は「不死身の加藤」と呼ばれたり、何かと伝説が多いみたい。
読みたいんですが、絶版のようで情報館も所蔵していません。
古本屋で探してみます。
この流れで現在ご活躍されている山野井泰史さんを皆さんご存知ですか?
この方もハンパない人で、ほとんど奇跡のような生還をされています。
ヒマラヤのギャチュンカン(7952メートル)北壁登頂成功後の帰路で雪崩に遭遇。
妻の妙子さんが滑落し救助しようとした矢先に2度目の雪崩に泰史さんが遭う。その時点で雪崩に傷つけられ眼が見なくなる。
こんな状態で2人で生きて帰るために、凍傷覚悟でハーケンを壁に刺していったそうです。
眼が見えないからどこにハーケン刺していいかわからない―しょうがないから素手で割れ目を探す―絶対凍傷になるから下りるのに使う指以外で探そう、小指からだな―割れ目が見つかったけど小指がダメになった、じゃあ反対の小指で・・・。
とこんなことを何時間も続け、さらに壁を下りてからも何十時間と雪山を下り続けて、無事夫婦で生還。
最終的に両手足併せて10本の指を凍傷で切断したそうです。
普通なら死んでますよ。いやー凄い。凄すぎてもう凄さがわからないくらい凄い。
もうひとつ登山漫画と言えば
かなりの傑作らしく、これは読んどかないといけないんですがまだ読んでおらず・・・。
この文章を書いていて全部読みたくなりました。
最後に今年の10月10日(日)/11日(月・祝)にアウトドア映画祭「バンフ・マウンテン・フェスティバル2010」が京都・上賀茂神社で開催されます。
HP見てもらったらわかるんですがむっちゃ面白そうです!
インドアの僕としては上賀茂神社で世界の絶景の片鱗が見れるなんて、わくわくがとまりません!
あ、メトロイドの新作買わなくちゃ!
(text:情報館MC:SM)