SPOT-見えないけれど確かに存在するものー

暗幕の向こうは、別世界。
ギャラリーフロールで在学生2人による展覧会が本日から始まりました。
 
主催は本学陶芸コース3回生の小川文子さんと田辺桂さん。
 
2人は、普段そばに在るのに気づかないことや、忘れてしまいがちなさまざまなものに着眼し、そしてそれらに改めてスポットを当てた展覧会を企画しました。
 
広いギャラリーフロールの空間を、自由自在に2人のスポットが照らして、普段は気がつかないような身の周りのいろいろが、光を浴びてキラキラと輝いています。
 
 
映像のインスタレーションや、塩化カルシウムを使ったインスタレーション、そして2人の陶芸作品と表現方法はさまざま。
 
 
しかし空気であったり、夢であったり、また日常の風景を意識して見つめていたり、どれも身近にあるものです。
ただ意識すると少し、辺りの色がいつもと違って見えてくる。
彼女たちが見せてくれる「0.5」くらい隣の、そんな世界がギャラリーフロールに広がっています。
 
  
 
↑ 左写真は設営風景。これがどんな空間になっているのか、是非足を運んでお楽しみ下さい。
右写真は田辺さんの作品ですが、たまたま搬入中に自然光のスポットが射し込んで見えた幻想的な姿。
今はスポットライトの光を浴びて静かに穏やかに、観客を出迎えてくれます。
ぜひぜひ足を運んでみてください!夜の短い今の季節にオススメの空間☆
 
会期:2010年6月25日(金)~7月6日(火)
開館時間:10:30~18:30
休館日:日曜日
入館無料
 
 
text:テ

    fromKYOTO

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