ラディカルな方向へ
今月末イベントです。奮って覗きにきてください!
「20年にわたる<日本人の多様性研究>を振り返って
~結婚制度や日本的な雇用慣習から外れる<面白い生き方>の
可能性」
DATE:2010年5月31日(月)18:00~
PLACE:情報館2F コミュニティスペース
ゲスト:ウィム・ランシン
聞き手:
レベッカ・ジェニスン(人文学部教授)
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ(現代美術作家)
山田創平(人文学部専任講師)
司会進行:八巻真哉(情報館メディアセンター)
概要:
20年にわたって日本を研究し、日本文化に対するオルタナティブな解釈を展開してきたウィム・ランシン氏を招き、これまでの研究成果とこれからの展望をうかがいます。氏は今回、ダムタイプのパフォーマンス「S/N」に関する研究のために来日します。本学では2007年度から2009年度まで情報館にて「S/N」上映会を定期的に実施し、昨年には「介入の芸術研究プロジェクト」としてキングストン大学(ロンドン)と共同で「S/N」をテーマとしたシンポジウムを開催しました。本トークセッションでは「介入の芸術」をコーディネートする4氏が司会・聞き手となりウィム氏の研究について詳しくうかがいます。
ウィム・ランシン氏 Wim Lunsing プロフィール:
1961年生まれ。オランダ在住。東京大学特別研究員、コペンハーゲン大学准教授(日本学)を経て現在は市民活動家。オランダのライデン大学を卒業後、1991年から1993年にかけて大阪外国語大学・京都精華大学を拠点に日本でのフィールドワークを実施し、同研究によりオックスフォード・ブルックス大学から社会科学博士号を授与される。著書に Beyond common sense: sexuality and gender in contemporary Japan(「常識を超えて:現代日本におけるセクシュアリティとジェンダー」2001)がある。 日本での「同性愛」「セクシュアリティ」「ジェンダー」「セックスワーク」に関する研究や、ヨーロッパでの「イスラム教と同性愛」などについての研究で知られる。2006年にはPerspectives on work, employment and society in Japan(「日本の労働、雇用、社会への視点」)を出版した。
(text : sauvage-os)