日高敏隆先生のことば

日高先生の訃報から一ヶ月が経ちます。

情報館3階では『日高敏隆先生のことば』として

蔵書の特集コーナーを設けています。

また2階コミュニティスペースモニターでは

2007年のアセンブリーアワー講演会を上映しています。

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今回の特集にあたって、学内で話をするといろんな人から

「こんな本が面白かった」「こんな映像があるよ」

とポンポンでてくるでてくる、、、のでした。

セイカに残された足跡をじんわり感じます。

youtubeに生物学の授業がUPされていることも初めて知りました。

私は授業を受けたことも、お目にかかったこともないのですが、

この夏、絲山 秋子さんのブログが道標となり、日高先生の本の世界に惹き込まれました。

日高敏隆選集 絶賛

……内容がいいのはもちろんだが、文章が面白くて読みやすく、
考察されていることがユニークなのにわかりやすく、興味を持ちやすい。
「動物行動学」なんて全く触れたことがなくても、お菓子のパッケージの
説明を読むのが好きな人だったらこの選集に手を出して後悔しない、
と勧めたいくらい親しみやすいのに、中身はものすごく「高級」なのだ。

絲山 秋子OfficialwebSite 2009/8/25diaryより  

 絲山さんにはブログの引用快諾いただき、こんなコメントを下さいました。ありがとうございます。

  日高さんの訃報、とても驚きましたし、悲しいです。
日本の宝がまたひとつ消えてしまったと思いました。動物学のことだけではなく、全体的な物のみかたや、楽しみ方などを、お会いしたこともないのにたくさん教わった気がします。専門分野を超えていろいろな人に考え方という財産を残してくれた方だと思っております。  


日高先生のご冥福をお祈りいたします。

 

(text:図書:1000)


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