ゲストセレクション -稲葉卓也編-  『裸の島』

情報館スタッフで運営しているブログ「fromKYOTO」ですが、たまにはスタッフ以外の記事も読みたいな、ということでゲストセレクションのコーナーです。

今回は、メディアセンターのワークショップ「ニフンデジューブン2009」にも参加して頂いている稲葉卓也さん(ロボット所属)のセレクションをお届けします。

さて今回のセレクトは。。。
 

『裸の島』 監督:新藤兼人

瀬戸内海の枯れた孤島で厳しい自然に向き合いながら農業を営む一家の小さなお話です。

全編セリフ無しという手法で描いた人間ドラマ。
セリフ無しといってもサイレントではなく、登場人物が一切話さないという演出で作られています。

映像の持つ力を改めて信じさせてくれた作品です。

text by T.Inaba

 
新藤兼人監督、学生のみなさんは知ってますか?
この作品『裸の島』は、資金援助を断られ、お金がないのを逆手に取って、こういった手法になったと聞いてます。発想の転換ですね。

『裸の島』は近々入荷予定ですので、しばしお待ちを。

ちなみに、新藤監督は映画だけでなく、本の著作も数多くされてます。情報館3Fにありますので、是非手に取ってみてください。

(TEXT : qd)


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