京都・東山花灯路2009

やわらかな灯りが作りだす幻想的な世界。

この冬は炎に魅せられる冬だったなぁと思う。1月に情報館で開催した舞踊公演では、ボヴェ太郎さんのたっての希望もあり、かがり火を使っての演出が実現した。雪の降る中かがり火の炎がゆらめいて、ボヴェさんの凛とした姿を彩ってくれたあの夜…夢のように思い出す。

節分の日は、初めて吉田神社の節分祭に行った。近くに住んでいながら今まで行ったことがなかったのだ。meganetさんが書いていた火炉祭を点火の時から見ることが出来た。燃え上がる炎を時間を忘れて様々な想いで見つめた。冬の炎の持つ神秘さは何だか厳かな気分をもたらす。

『京都東山花灯路』は青蓮院から清水寺に至る約4.6キロの小路山周辺の小路をライトアップする催し。「使用する電気のすべては京都市内の市民参加型太陽光発電施設『おひさま発電所』で発電されたものです。」とあるので本火ではないようだけれど、ホームページに掲載されている写真を見るだけでも、その心を明るく燈すような光にやわらかい気持ちになる。静けさも感じられて、日頃の喧騒から離れたゆったりとした時間を過ごせそう。心を許した相手とこんな小道を一緒に歩きたいな。

3月13日(金)〜22日(日)
点灯時間/午後6時〜午後9時30分

http://www.hanatouro.jp/index_h.html

(Text:Booktree)

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