猫・ねこ・ネコ!

猫被り、猫可愛がり、猫舌、猫背、猫だまし、猫なで声、猫に小判、猫の額・・・
あまり良い意味の言葉はありませんが、猫が昔から日本人の側にいた生き物であった証拠です。

近代日本画、浮世絵、美人画、錦絵、猫の擬人化まで、
これまでの日本人から猫たちは、様々な形で愛されていた事が分かる一冊。

こんなにも、猫って表情がある動物なのかって感心してしまうほど、
座っている猫、獲物を狙っている猫、じゃれている猫、同じようなポーズの猫を描いているのだけど、それぞれ猫の表情が違います。

そして、一緒に描かれている人間もなんと良い表情をしているのでしょう。

京都精華大学の構内にも、もちろん情報館の近くにも猫がいます。
私もこの本に紹介されている絵のように頬擦りしたいのですが、
猫アレルギーなので、止めておきます。

『猫の絵画館』
コロナ・ブックス編集部編、平凡社、2008.3
3F閲覧室 721.02||Ko 79

(text:たわし)

    fromKYOTO

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