七夜待ーななよまちー

河瀬直美監督の舞台挨拶があるとのことで行って来ました。京都精華大学広報課ブログでも紹介されていて(seika-sekai 2008.11.08分)映画館でも何人かの方とお会いしましたね。

長谷川京子さんの美しさに目が行き過ぎましたが、そこは誰もが承知のことなのでおいておいて・・・・

主人公の彩子がタイでの7日間で何を得たのかは具体的には伝えられませんが、
監督は、タイの緑や風や空気の中に何かを見たようですね。

舞台挨拶で、自然や地球の中で存在する人間のエゴについて、うっすらと地球環境と重ねて言及しいてましたが、まったく違う環境(文化)から集まったひと(この映画はタイ・フランス・日本の合作で主要人物もそれぞれの国の人である)が、ある場所で出会い、人間同士をぶつけ合う、ということはとても興味深い。
映画の中でも、タイ人、フランス人の行為が理解できない部分もたくさん。
なのに、余裕を持って接する場合はまったく言葉が通じなくても関係なかったり(本当に会話がかみ合ってない)。
エゴとも言えるその行為を乗り越えて行かなきゃ前に進めない人間と、ただゆったりとあり続ける自然。時に雨が降ったりするとそれを慰めとしたりして前向きに行きていく感情豊かな人間。
どちらがいいということではなく、その二つが表現されていました。

最近ゆっくりと何気ない景色を楽しむ時間を作られていませんでしたが、京都精華大学から見える山々は本当に綺麗な紅葉に変化しています。
タイに行く時間はなくても、恵まれた環境かもしれませんね。

余談ですが、七夜待公式ホームページを見てタイアップ企画の数々(ほぼ東京でしょう)にびっくりしてしまいました。
レストランメニューにマッサージコース、旅行、ホテルの宿泊プラン。
映画ではよく見るコラボ企画ですが、すごいですね〜。マーケティングの戦略にタイの持つ素朴さがふっとびます。でも勉強になります。
私としては9日にみなみ会館でプレゼントしていたシンハービールが魅力的でした!!!!

そうそう、映画と言えば、京都精華大学学生のショートムービーは11月21日に開催される「ニフンデジューブン」上映会でご覧いただけます!

(text:YN)

    fromKYOTO

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