JAIROってなんじゃろ?
2008年10月22日、JAIROが試験公開されました!!
JAIROでは、「日本の学術機関リポジトリに蓄積されている学術コンテンツを横断的に検索することが可能」です。
コトバの意味がわからないって?
解説しよう!
学術機関 → 国公私立すべての大学や短大、研究機関のこと
機関リポジトリ → 電子化された学術論文や学位論文を、保存するシステム、
要はインターネットで読みたい論文が読めちゃうってこと
学術コンテンツ → JAIROでは、学術雑誌論文から紀要論文まで様々な学術資料のこと
つまり、A大学の紀要もB研究機関の報告書も一挙に検索できちゃうわけなんですねー。便利だねー。
私が卒論を書いたときは、あの大学のあの紀要に自分と同じテーマの論文が載ってるってことはインターネットで検索できたけど、
そこからは自力でその紀要を探して、ちまちまコピー取らなきゃいけなかった。
ホントは読んだ方がいいんだけど、ちょっと手回らないし、後回しねってことがなくなるね。
pdfになってたら、とりあえず自分のPCに保存しておけばいいんだから。
印刷するのはいつでも大学でできるし。
ダウンロードできなかったら、とりあえずブクマだけしておいてもいい。
どんなのが検索できるんだろーと触っていたら、
「御成敗式目」なんてのが出てきた。編著者、北条泰時だって!
http://jairo.nii.ac.jp/db/detail-jp?sid=0004/00002934
東京学芸大学の所蔵資料を電子化したもののようです。
日本史で習った記憶が、うっすらと呼び起こされました。
実際に論文のためじゃなくても、いろいろ検索してみると、面白いです。
JAIRO試験公開版
(text:C)