あおーーーん

deerhoofのサトミさん&テニスコーツのさやさんのユニット、「oneone」のアルバム『アオーン』がリリース間近なんです。

先日(2008.9.14)の鰻谷sunsuiで行われたライブに行ってきたのですが、それはそれは素晴らしかった。

わんわんはサトミさんとさやさんのユニットということなのですが、お互いの相棒である、グレッグ氏と植野氏(この二人はきゃんきゃんとしてライブをしていましたが)も演奏に加わっていて、実際には4人のバンド編成でした。レコーディングもこのメンツでやっているのかどうかはちょっとわからないんですけども。だったらいいなとは個人的に思っています。

何が良かったかというと、まず、曲が良かった。ユーモアの効いた日本語の歌詞にユーモアの効いたメロディ。絵本のページをめくるような、と言ったらいいんでしょうか、世界がぶわーっと広がってわくわくする感じ。
確かに、「まさにdeerhoof+テニスコーツ」なんだけれども、生み出されている音楽は、私の想像の先を歩いている新しい音楽だった。もう、ストライクすぎて、私以上にわんわんが好きなやつはいないんじゃないかってほどに素敵なライブでした。

素敵っていうのにはもう一つ理由があって、そのう、「わんわん」としてのバンド歴はまだ全然ないと思うんですけど(たぶん。違ったらごめんなさい)、deerhoof、テニスコーツとしてのキャリアは長いし、サトミ&グレッグ、さや&植野ペアはもうずっと一緒に音楽をやってきてるじゃないですか。その”相棒”感がライブ中、随所に見られて、それが非常に良かったわけです。リズム隊と上もの同士だったから余計にそうなんでしょうが。
ほんとに、ちょっとした仕草、ちょっとした目配せなんですけど、そういうところにバンドの歴史というか、バンド感が凝縮されるものなんですよね。だから、聴くだけでなく、見るのが楽しい。

この『アオーン』、リリース間近ということですが、正式にはいつ発売なのかよくわかりません。笑
先日発売されたdeerhoofの『offend Maggie』には10/17と書いてあった気がするのですが、アマゾンを見ると、12/5になっている…。あ、タワレコもそうなっている。ということはまだ先ですね。すいません。ははは。

わんわんのツアーはもう終わってしまったのですが、テニスコーツが今週末、アバンギルドにやってきます。スウェーデンの3人組TAPEとの共演!!楽しみですねー。この日はボロフェスタもあるし、磔磔ではハシケンのSPECIA「HUG」があるし、体が一つしかないのが悔やまれます。

10月11日 (土) Tape Japan tour 2008 with Tenniscoats & Ass
木屋町Urbanguild OPEN 18:00/ START 19:00
adv.3000 yen + 1drink / door 3500 yen + 1drink
出演:Tape、Tenniscoats、Ass、popo

(text:meganet)

    fromKYOTO

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