ずんずんずん。ボロフェスタがやってくる

今年もやってきます。逆境にめげないフェスティバルが!!

京大西部講堂時代は、講堂内と野外ステージの2ステージで(と、いっても去年は野外もなくなってしまったのですが)、ビールを飲みながら、あっちへふらふらこっちへふらふらというのが楽しくもあったのですが、今ではもう、その広場もなくなってしまい(校舎かなんかが建設されている)、学生時代からずっと京都でミュージックライフを送っている私としては、あの風情が味わえなくなるのかと思うと(ボロフェスタだけでなく)…なんとも……悲しみに…胸が、言葉が…つまる思いです。……ひっく…。世知辛い世の中ですよ、全く。寂しいぞ!バカヤロー!

なんて、思い出に浸っても、あの日々はもう返ってきません。ボロフェスタスタッフのみなさんは会場を変更し、今年も開催に踏み切ってくれました。ありがとうございます。

今回は二条城近くにあるnanoと、京阪丸太町のMETROが主会場となります。鴨川の河川敷でもやるみたいですねえ…。楽しみです。
また、開催期間は10/6(月)〜10/13(月・祝)と、一週間、まさにボロフェスタウィークなのだ!

会場や開催期間が変わったことで出演ミュージシャンもちょっと変化したように思います。ビッグネームをボンボン揃えて土日でどかんとやっていたのが、会場も小さくなったし会期も延びて、地元の若手ミュージシャンの出演が増えた。
マイナスにとらえれば、制約ができてしまったゆえに分散してしまったと言えるかもしれない。しかし、私は、前向きに、これまでとは違ったやり方で、音楽シーンをじわりじわりと盛り上げていこうとする意志を感じる。そして、手作りのおもろいイベントをやるんだ!っていうスピリットはもちろん健在。

同じボロフェスタと名はついているけれども、ハコの規模がこれまでと違いすぎるし、当日の運営に関しては全く新規のイベントになるのではないだろうか…。正直大変だろうと思う(西部講堂でやる方が大変なのかな…)。
まず集客が未知すぎる。あ、いやー、でも、冷静に考えると、平日は普段のブッキングくらいしか集まらないかもしれない。平日だし、通し券使えるのは学生くらいだしなあ…。nanoはキャパが心配だけど、案外METROのほうが大変かもしれない。去年はものすごいぎゅうぎゅうだったから。漁港のときとかやばかった。 
でも、成功させてほしいし、成功させたいと思う。もちろんお客さんはたくさん呼びたい。私は出演する立場として。

そんなわけで、全日参加!という訳にはいかないかもしれませんが、是非足を運んでみられることをおすすめします。
目玉はやっぱり連休のメトロかもしれませんが、nanoというのは文字通り、ものすごく小さなライブハウスなので、ミュージシャンとの距離が近くて、よりアットホームな雰囲気が楽しめるのではないかと思います。お金がない、という方も、鴨川河川敷はfreeなのでお散歩に行かれてはいかがでしょう?私の大好きなおもしろミュージシャンもたくさん出演予定です。はっきり言って、お得だと思います。

詳細はここに書くととんでもなく長くなってしまうので、随時更新されているオフィシャルホームページをチェックしてみてください!

ち・な・み・に
ボロフェスタのプロデューサーであるJJこと飯田仁一郎さんは昨年度の「SMS」に講師として精華大学にいらっしゃっています。
私は講義には行けなかったのですが、お会いしたことは何度かあって、イベントに呼んでもらったり、すごくお世話になっています。
飯田さんはとにかく、熱い。熱すぎ。そして、フットワークが軽い。演奏プレイがロックなのはもちろんですが、音楽シーンを盛り上げていく役割の一端を自身が担っているという自覚があって、それを行動に移していける素晴らしいお方です。氏のブログを購読させてもらっているのですが、毎日ぐるぐる音楽の車輪を回しているのが伝わってきて、私もがんばろうと思います。

今年も「SMS」は開催予定だそうです。内容はまだ未定とのことですが、楽しみですねー

(text:meganet)

    fromKYOTO

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