『日本語と日本思想』浅利誠著

本居宣長、西田幾太郎、三上章、柄谷行人、和辻哲郎に焦点をあて、浅利誠氏(フランス国立東洋言語文化大学助教授)が日本語と日本思想の関係を問う。

「- 宣長以降の日本の思想家の多くは文法の基本的知識を欠いているのではないか、と私は疑っている。」(「はじめに」より)

この一つの疑問から、“日本語と日本思想”という壮大なテーマに取り組んだのは、フランス国立東洋言語文化大学助教授の浅利誠氏。長年、外国人に日本語を教える立場にあった著者ならではの視点で、日本語と日本思想の関係を問う。

季刊誌『環』に8回にわたって連載された論文「日本語で思考するということ」を一冊にまとめたもので、前半部は普段から日本語を使っていても難しいと感じる助詞についての論考となっている。

『日本語と日本思想』浅利誠 藤原書店 2008.4
情報館所蔵 3F閲覧室 121||A88 9784894346147

(Text:Hh)

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