『森山大道論』 東京都写真美術館企画・監修

森山大道、初の回顧展を記念して出版された豪華執筆陣による論考集。さらに森山大同の作品を未発表のものを含め53作品収録。

多木浩二、カール・ハイド(Underworldヴォーカル)、大竹伸朗、金平茂紀、平野啓一郎、岡部友子、鈴木一誌、笠原美智子、渚ようこ、林道郎、甲斐義明、清水穣 といった、そうそうたる面々が森山大道について語る。

絶対的な個性・力のある作品は、性別・世代・専門分野に関係なく、多くの人々に影響を与える。この執筆陣を見ても、グラフィックデザイナー、小説家、ミュージシャン、ジャーナリストと、さまざまなジャンルで活躍されている人たちばかりだ。これだけの人々から敬愛される作品とは、やはり特別。好き嫌いはあるかもしれないが、“嫌い”と感じてしまうこと自体、その作品に力のある証拠。本著には、多角的な視点からの論考だけでなく、未発表作を含めて53作品が収録されているので、初めて彼の作品に触れる人も、大好きな人にとっても森山大道を知るのに最適の書。

『森山大道論』東京都写真美術館企画・監修
淡交社 2008.6 9784473035165
情報館所蔵 3F閲覧室 740.21||Mo73

『大阪+』森山大道著
月曜社 2007.6 9784901477338
情報館所蔵 3F写真集 748||Mo 73

『新宿+』森山大道著
月曜社 2006.11 4901477285
情報館所蔵 3F写真集 748||Mo 73

『Daido Moriyama Buenos Aires』森山大道著
講談社 2005.7 4062130203
情報館所蔵 3F写真集 748||Mo 73

(text:Hh)

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