『 新「地域」ブランド戦略 ― 合併後の市町村の取り組み 』

平成の大合併を覚えていますか? この大合併を契機に一気に全国中に拡がった「地域ブランド」という概念。スーパーでよく見かける「○○産地鶏」「○○産野菜」なんかもその一つです。

2005年から2006年にかけて全国各地で発生した市町村の大合併。
地方交付税の運用見直しによって経済的不安を抱える小規模な市町村が挙って合併することとなったこの政策により、それまではあまり行われていなかった市町村レベルでの地域産業政策に注目が集まるようになった。
昔から牛肉等に見られるように、特定の食品に対してのブランド戦略的なものは存在していたが、あらゆるものに地域性が見られるようになったのはここ数年だ。

本著では、平成の大合併によって、否応なしに地域経済というものに目を向けざるを得なくなった市町村の地域ブランド戦略を実際の事例を多数取り上げながら、わかりやすく解説。

『新「地域」ブランド戦略 ― 合併後の市町村の取り組み』 
関満博, 日本都市センター編
日本経済新聞出版社 2007.10 9784532640750
情報館所蔵:3F一般書 601.1||Se 24

(text:Hh)

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