『マダガスカル アイアイのすむ島』 島泰三著

「マダガスカル」「アイアイ」どちらも聞き馴染みのある言葉。でも、「どちらのこともあんまりよくは知らないなぁ」という方に。

アフリカ大陸の右下の方に位置するマダガスカル共和国。世界第四位の大きさを誇るマダガスカル島を中心とする島国だ。最近でこそ、ディズニー映画『マダガスカル』の影響で、その名前だけは知名度を上げているが、どういうところなのかを知らない日本人も多いだろう。
マダガスカルには、絶滅危惧種アイアイや多種多様なキツネザル、大樹バオバブの固有種など独自の進化を遂げた希少動植物が多く生息している。ガラパゴス諸島と比較されることも多く、世界でも類を見ない自然の宝庫として知られている。

本著では、二十年間に渡ってマダガスカルの調査・保護を務めてきた著者が、アイアイを取り巻く環境を中心に、マダガスカルの自然と人々をその活動とともに描く。

『マダガスカル アイアイのすむ島』 
島泰三著
草思社 2006.3 4794214871
情報館所蔵:3F一般書 482.491||Sh 35

(text:Hh)

    fromKYOTO

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