NHK大河 『篤姫』 part 2

島津斉彬の死、将軍家定薨去、そして篤姫は御台所から天璋院へ!さあ、盛り上がってまいりました大河ドラマ。今年の大河も後半突入、いよいよ篤姫の功績が明らかに!!

今年の初めに紹介した『 篤姫 』(from KYOTO 2008/1/18)。 
実はあまり期待していなかったのだが、思いのほか面白い!
大河ドラマは一年という長丁場なので、原作にはないエピソードも描かれることが多く、そこが原作の良さを損なうか否かの分れ目となるのだが、今回はうまく原作と絡み合って、本来のストーリーを盛り立てていると思うし、登場人物に関してはやはり「原作とドラマは別物」といった感は否めないものの、親しみやすい分、原作よりもそれぞれのキャラクターに感情移入しやすい。
特に宮崎あおいが演じる篤姫は原作のイメージと全く異なる(と思う)のだが、とても魅力的だ。少女らしく愛らしい表情と芯の強い凛とした姿との対比、回が進むにつれてその比率が変動し、ひとりの女性として成長していく姿には共感できる人も多いだろう。

大きな歴史の流れの中で波乱万丈の人生を送る篤姫。徳川家定の薨去によって篤姫は天璋院となり、いよいよ篤姫がなぜ歴史に名を残すこととなったのかが描かれていく。皇女・和宮との関係や慶喜擁立、幕府解体後の人生など、宮崎あおいがどのような天璋院像を作り上げていくのかにも期待しつつ、今年は最後まで大河を見たいと思う。

(text:Hh)

    fromKYOTO

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