『銭湯遺産』 町田忍著

北海道から沖縄まで、現在は廃業してしまったものも含めて100軒の名銭湯を紹介。

『京都の近代化遺産』(from KYOTO 2008/06/09 )では身近にある文化遺産を紹介しているが、近代化遺産よりもさらに身近に感じられる文化遺産が銭湯だ。近代化遺産は産業や交通に関係する建造物だが、銭湯は生活に密着した庶民文化の代表格だけに行く機会は少ないかもしれないが、親近感が持てる。

最近ではスーパー銭湯の流行や燃料高騰の煽りを受けて、昔ながらの銭湯減少は益々加速しているようだが、このまま銭湯が消えていくのはもったいない。
この本を見て、あらためて文化としての銭湯を見直してほしい。外観も内装もそこにいる人々も「やっぱり素敵だなぁ」と、感じてしまいませんか?

『銭湯遺産』
町田忍著
戎光祥出版 2008.1 9784900901834
情報館所蔵:3F一般書 383.6||Ms 16

(text:Hh)

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