『世界の指揮者』　吉田秀和著

音楽評論界の重鎮・吉田秀和の名著『世界の指揮者』（1977.8)増補版。

カラヤン、ヴァルター、バーンスタインなど歴史に残る指揮者28人の魅力を描いた名著『世界の指揮者』に、「指揮者の風景」（朝日新聞に掲載されたエッセイ10篇）と「指揮者とディスク」（レコード芸術に掲載されたエッセイ15篇）の二章を追加。

クラシックファンにとっては定番中の定番と言える一冊だが、ビギナーにとってもクラシックの導入書として、また、一流の随筆家としても知られる著者なので、読み物としても十分に楽しめる。クラシックの造詣を深めるのに最適の書。