私の牛がハンバーガーになるまで
毎日の食事に感謝します。
芋掘りと、家庭菜園と釣りぐらいしかしたことがない私が、こんなにもたくさんの食べものを口にできるのは、どこかで食べものが作られてそれが流通しているから。
以前from KYOTOでも紹介した『いのちの食べかた』を年末に観て来ました。
そこでは野菜やブロイラー、豚肉、牛肉の生産過程を淡々と映像として見せていましたが、この本は、その中の牛肉の生産過程についての事前情報になりました。
タイトルどおり、出産した牛を酪農家に預けて通常の肉の生産過程を追ったドキュメンタリー。
「子牛」が「食肉」に見えるという感情の変化も興味深く、現場に関わったからこそ見えた側面についてたくさん書かれている。
『私の牛がハンバーガーになるまで』
ピーター ローベンハイム著 石井礼子翻訳 日本教文社 2004.5 4531081390
(情報館所蔵:645.3||L 94 3階 一般)
(text:YN)