ベートベン「交響曲第九番」
なぜ年末は第九なのか?
年末になればあちらこちらでベートベンの「交響曲第九番」を演奏されるコンサートが開かれています。
ちょっと有名な話だと大阪で毎年開かれる「1万人の第九」。
一万人で''第九''を歌おうという企画。
サントリーの社長がおもしろいからやってみようと初めて24年。
今年も12月2日に大阪城ホールで行われ、その模様は12月23日に
MBS・TBS系列で放送されます。
で、なぜ年末は「第九」なんでしょう。。。
戦後でまだ日本人の生活が苦しかった時代に交響楽団が楽団員のお正月の
お餅代を稼ぐためにコンサートを開いたことがきっかけで
年末は「第九」といった習慣ができたようです。
ちなみにそれは日本で習慣になったきっかけであるようで
もともとはベートーベンの第九交響曲は、「新しいことのはじまりの交響曲」と考えられていることからドイツなどで大晦日から新年に渡って
「第九」の演奏をしていたようです。
今年もあちらこちらで「第九」を聴くことができます。
年末のせわしないころにじっくり迫力のある「第九」を聴いて
今年を締めくくるのもいいのでは。。。
○京都コンサートホール
12月25日 京都市交響楽団特別演奏会「第九コンサート」
○ザ・シンフォニーホール (大阪)
12月27日28日 佐渡裕 21世紀の第九
○フェスティバルホール(大阪)
12月29日30日 大阪フィルハーモニー交響楽団
「ベートーヴェン(交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」)」
(text:bn)