情報館ブログ「fromKYOTO」のこと
すみません、パクっちゃいました。
もとい、お手本にさせていただきました。
この秋から情報館のサイトがリニューアルしましたが、完成披露に至るまでには紆余曲折がありました。ブレインストーミングの過程でさまざまなアイディアが提案されましたが、サイトの維持管理の観点から「やりたいこと=できること」なのかを討議した結果、その多くを削ぎ落とすことになりました。
「閲覧者にとってはシンプルでわかりやすく、管理者にとっては更新が容易で、デザイン性よりも情報の速報性を重視したサイトを設計する。」このニーズに対するソリューションにはCMS(Contents Management System:コンテンツ管理システム)の一種であるPukiWikiが採用されました。
次々と断念するアイディアのなかで唯一譲れなかったもの、そしてCMSのメリットを最大限活かせるものこそが、この情報館ブログ「fromKYOTO」でした。記事を頻繁にアップすることの大変さは予想していましたが、「やりたいこと=やらねばならないこと」と位置づけ、強迫観念的に情報の定期更新を自分たちに課しました。われわれが主観的に情報を精査するフィルターとなり、このブログがCGM(Consumer Generated Media:消費者生成メディア)として作用することを目指しました。
ちなみにネーミングやコンセプトは、Real Tokyoを意識するとともに、お手本としています。先達サイトは各種情報が満載でとても足もとには及びませんが、クチコミ/レコメンド系ポータルサイトの難しいところは情報が豊富であればあるほどディレクトリ型検索エンジンとの差異がなくなってしまうことではないかと思います。お薦めが多すぎると選べなくなりますし、個々の情報が埋没してしまいます。
われわれは主たる読者を本学学生に設定し、執筆スタッフの独善的フィルターを通してイベントや資料に関する情報を提供していくつもりです。客観的にその情報が良いのか悪いのかなんてわかりません。セレクトセンスへの批判など恐れることなくどんどん推薦していきます。情報を選びとる判断や情報に対する評価はあなた次第です。
追伸:当面のライバルは京都造形芸術大学ASP学科さんがプロデュースされているReal Kyotoです。「目標は高く、腰は低く」をモットーに頑張ります。目指すはアルファブロガー!
「fromKYOTO」マスコットキャラ・・・フロム犬
copyright: yassy
(特徴)
・老齢のため目はショボショボだが嗅覚は鋭くオモシロ情報に鼻がきく。
・「鼻の上エサ乗せ」「肉球間の毛いじり」などの嫌がらせに耐えられるほど寛容。
・夢見がちで妄想癖がある。いつも何かに怯え睡眠中にしばしば激しく痙攣する。
・奇を衒っただけの空疎な美術作品を観て猛烈に吠えることがある。