パッチ・アダムス

赤鼻のお医者さん。

自己の体験がもとで生まれた意思は強い、と言う。その体験が苦しみである場合はなおさらかも知れない。
堅物の権威ある先生方が多数を占める医学界に、「笑い」を武器に乗り込んだ破天荒な医学生、パッチ・アダムス。時にはちょっとお下品な笑いもあるけれど、愛と優しさと強い意志から生まれた笑いは患者を癒していく。
実在の人物を描いたこの映画は、私たちが忘れがちなシンプルで大切なことが描かれている。笑いだけで病気は直せない。病気に苦しむ人に笑いなんて不謹慎。そう思う人にこそ、パッチ・アダムスの活動を知ってもらいたい。
そしてさらには、私たちも大切な人を笑顔にすることが出来るのだということを思い出して欲しい。ユーモアって案外難しいのだけれど…。

(Text:Booktree)

    fromKYOTO

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