『南方熊楠 菌類図譜』 ワタリウム美術館編

森の巨人・南方熊楠's ライフワーク的 “きのこ画集”

日本を代表する博物学者・南方熊楠が生涯描き続けたキノコ、約40年に渡って描かれた数千枚の中から120点を厳選収録。
丁寧なスケッチだけではなく、生態や彩色を表記した英文、ときおり添付される胞子や現物の標本、これらが織り成す絶妙なバランスはまるで芸術作品のようだ。レオナルド・ダ・ヴィンチのように分野を超えて才能を発揮する南方熊楠。キノコの研究だけではなく、粘菌の研究(むしろこちらで有名)や民俗学者として『十二支考』を著し、柳田國男とも親交があった。
天才?奇人?南方熊楠に興味が湧いたら他の本も読んでみて! まずはこの三点なんかどうでしょう。

『十二支考』 南方熊楠著 岩波書店 1994 (岩波文庫:青139-1,139-2)
情報館所蔵:3F文庫新書コーナー 388||Mi 36||岩/文

『森のバロック』中沢新一著 講談社 2006 (講談社学術文庫:[1791])
情報館所蔵:3F文庫新書コーナー 289.1||Mi 36||講/学

『南方曼荼羅論』鶴見和子著 八坂書房 1992
情報館所蔵:3F閲覧室 289.1||Ts 85

『南方熊楠 菌類図譜』 
ワタリウム美術館編 新潮社 2007.9 9784103055518
情報館所蔵:3F閲覧室 706.9||Mi 36

 

(text:Hh)

    fromKYOTO

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