『働かない:怠け者と呼ばれた人たち』 トム・ルッツ著
「働く」って何?
働かない息子にキレたことがきっかけで、人類と労働に関する歴史を遡ることを決意した著者(なんで?)。なぜ、私たちは働かない者に対して怒りを感じるのか?それはひょっとして羨ましいだけ?それとも忙しくしている自分に酔いしれているだけ?「働く」ということに対する様々な疑問を、パウロの書簡「働きたくない者は、食べてはならない」から情報社会の怠け者まで、歴史を辿りながら、文学・映画・社会学・心理学などの多方面から労働についてアプローチしていく。
『働かない:怠け者と呼ばれた人たち』
トム・ルッツ著 青土社 2006.12 4791763076
(情報館所蔵:366.02||L 97 3階 一般)
(text:Hh)