ホルスト作曲 『惑星』
最近、占星術に興味を持っている。といったら、大抵の人は「占いなんて当てにならない」と言うだろうか。
私も今まで、星占いは「当たるか当たらないか」という目線で考えていた。でも詳しく調べていくと占星術は「予報」なのだ。天気予報をするために天気図を見るように、運気予報をするために天体運行図=ホロスコープを読む。誰だって、「何だか物事がうまく進まない」とか「今日は不思議とスムーズに事が進む」とかいう日があるに違いない。それが「星の影響だ」と断定することはまだ私は出来ないのだけれど、これまで起こった出来事を星の動きに当てはめていくと驚くぐらいリンクしているのだ。
前置きが長くなったけれど、今日ご紹介するのは占星術にヒントを得たという曲、グスタフ・ホルスト作曲の『惑星』。第4曲の『木星』は最近車のコマーシャルに使われていたし、平原綾香さんの歌にもなっていたから、誰でも一度は聴いたことがあると思う。各曲にそれぞれ惑星の名前と副題が付けられていて、それだけでイメージを喚起させられる。例えば『火星』は「戦争をもたらすもの」とあり、その曲想も激しいものになっていたり。なるほど〜とか、全然違うやん、とか、色々想像しながら楽しめる曲だと思う。
ちなみに情報館の所蔵を調べてみたら、CDは返却日をとっくに過ぎたのに返してもらっていないみたい…みなさん、返却日は守りましょうね!
(Text:Booktree)
(情報館所蔵)
組曲『惑星』ホルスト作曲
1階録音:C||Z 99||CD /クラシック||HOLS||LP