情報館サークル企画「長編小説－長期貸出にオススメの本」

第8弾となるテーマは・・・「長編小説－長期貸出にオススメの本」 です！

春休みに、長編小説はいかがでしょうか。

シリーズものって読みたいけど全部読みきれるかなぁ。

分厚い本ってなんだか読みにくそう。

そんなことありません！

ワクワクして、先が知りたくて、面白くて、いつのまにか読了している。

そんな、長期貸出期間中にこそ読んでほしい本を選びました。

いま、情報館では「春休み長期貸出」をおこなっています。

この機会に、長編小説に挑戦してみませんか？

■『ジェノサイド』上・下（角川文庫）／高野和明 著

とっても面白くて、この本を紹介してくれた友人に感謝したいです。

物語はイラクで現地人勢力相手に戦うアメリカ人傭兵と、

日本で薬学を学ぶ大学院生の二つの世界観が入れ替わりで進行します。

アメリカ人傭兵と日本の大学院生、両者が思わぬかたちで繋がりをもち、

協力していく姿に目が離せなかったです。

まるで映画を見ているようなアクションと壮大な世界観に注目していただければ。

（情報館サークルメンバー　人文学部O）

【所蔵情報】

所在：3F文庫新書コーナー

請求記号：913.6||Ta 47||文

資料ID：（上）04011593、（下）04011594

■『村上海賊の娘』第1巻～第4巻（新潮文庫）／和田竜 著

第11回本屋大賞受賞作。

本の作者、和田竜さんの「忍びの国」という本が面白かったので

その流れで読み始めた歴史小説です。

冒頭にある歴史的な背景を説明する文章は少し難しいなと感じましたが、

主人公の「景」が登場する辺りから、活発な「景」の姿に一気に引き込まれました。

当時の織田信長が活躍する時代背景と海賊とが複雑にかかわりを持ち、

その中での生き生きとした登場人物たちに元気をもらいました。

（情報館サークルメンバー　人文学部O）

【所蔵情報】

所在：3F文庫新書コーナー

請求記号：913.6||W 12||新/文

資料ID：00206688、00206689、00206690、00206691