講演会「岡部昌生」自らの作品を語る


 

開催概要

「岡部昌生」自らの作品を語る
会 期:7月4日(月) 18:00~
出 演:岡部 昌生
会 場:京都精華大学情報館メディアセンターホール
 

―わたしたちの過去に、未来はあるのか―
会 期:7月5日(火) 18:00~
出 演:岡部 昌生
西 雅秋(京都精華大学芸術学部造形学科 教授)
山田 創平(京都精華大学人文学部総合人文学科 講師)
会 場:黎明館101

※追加
7月6日(水) 岡部昌生 公開制作  13:00~
会場: 七号館立体造形工房前
 

主 催: 京都精華大学情報館
 

講師プロフィール 

岡部昌生/美術家 札幌大谷大学教授
フロッタージュによる表現を1977年よりはじめる。パリ、イヴリ・シュル・セーヌに滞在(1979)。169点の「都市の皮膚」を制作。1980年代後半より広島の原爆の痕跡を作品化する作業をはじめる。オーストラリア、ヌーサにおけるフロッタージュ・コラボレーション(1988)以来、市民とのコラボレーション(共同制作)やワークショップを積極的に実施するほか、国内外の各都市で制作・展覧会活動を展開している。

光州ビエンナーレ2000(光州 韓国2000)。大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2000(越後妻有 新潟2000)。ART for the SPIRIT永遠へのまなざし(北海道立近代美術館 札幌 2001)。シンクロニシティ同時生起(広島市現代美術館 広島 2005)。第52回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館(ヴェネチア イタリア 2007)。「わたしたちの過去に、未来はあるのか」(港千尋編 東京大学出版会 2007)。ATTINGENDO MEMORIE 記憶を汲みあげる(ローマ日本文化会館 2007)。ebionim(制作・監督・撮影:宮岡秀行)(2008-2010)。岡部昌生拓繪計晝ハンセン病療養所樂生プロジェクト(台北 台湾 2009)。レクトゥール写真フェスティバル(レクトゥール フランス 2010)。MONA美術館 パーマネントコレクション展示(タスマニア オーストラリア 2011)。わたしたちの過去に、未来はあるのか(ベイルート・アートセンター レバノン 2011)。

西 雅秋 / 略歴(1946年 広島市生まれ)
1972年 武蔵野美術大学 彫刻科卒業、1979-80年 アメリカ、バーモント州に滞在し、1989-90年 フランス、パリに滞在 武蔵野美術大学派遣研究員。1999年 アーティスト イン レジデンスにてホロフゴ(オーデンセ デンマーク)、ガメルゴック滞在(コペンハーゲン デンマーク)に滞在。
2003年、金津「創造の森」で“森の野獣”という大回顧展が開催された。しかし、正確には回顧とはいえない。それというのも西の場合、かたちをつくるというよりも自然の作用や歴史的事実の痕跡を私たちの目の前に差し出し、「自然との関わり」や「私たちの営み」についての問いを投げかけるというスタンスで、時間の移り変わりとともにその表情や意味を変える設定となっていることに由来する。同時期に島根県の水の国ミュージアムでの発表とヨーロッパでの大掛かりな西雅秋展が開催される。国際彫刻クワトロエンナーレ リーガ、現代日本彫刻展での大賞受賞のほか、中原悌二郎賞、神戸須磨離宮公園現代彫刻展、東京野外現代彫刻展など多数の彫刻コンクールでも優秀賞を受け、世界的にも注目されている。
http://www.kyoto-seika.ac.jp/edu/art/sculpture/post-88.php

山田創平
http://www.kyoto-seika.ac.jp/edu/humanities/contemporary/post-15.php

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この講演会は「LOUDER THAN BOMB」プロジェクトの一環です。

「LOUDER THAN BOMB」プロジェクトは、当事者として芸術を通してしか触れることの出来ない人間の深淵に芸術の魔力、芸術という回路を潜らせ、沈黙を意図的に掲げようとしています。
「つねに他者や弱者たちの声を奪い」「自分たちが理解できるようにそれを操作」してきた知識体系や権力に対抗するように。
 芸術制作における最も重要な要素は、現代社会を把握しその中で行動する新たな方法を見つけるための「芸術の介入」。そして個人や集合体験がもつ複雑さや緊張をどう捉えるかという問いかけであります。互いに対立する位相-記憶と現実、生死の境目、そして文化的アイデンティティーを提示することによって、日常生活に変化をもたらす新しい戦略と、未来に向けた対話を生み出すことを提案するものです。

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主催:京都精華大学情報館
問い合わせ:情報館メディアセンター
TEL:(075) 702-5140    E-mail: ksmedia*kyoto-seika.ac.jp (*を@に変えてください)
 


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