第四回POPコンテスト銅鹿賞・佳作・特別賞
銅鹿賞
木田雄太さん
受賞コメント
受賞させて頂き嬉しく思います。内容の緊迫感と現実味あふれる描写にとても引き込まれます。ぜひご一読を。
審査員講評
・この蛙は「井の中の蛙…」の蛙?よくわからないけれど、不穏で不安な感じが伝わってきて、本を手に取ってみたくなります。蛙と文字の影絵風デザインの品が良いのも魅力です。(佐川)
・シンプルで個性的、その上に置く本とは違う色遣いで目立つ(田口)
紹介資料:『半島を出よ』村上龍 著
佳作
脳減る賞さん
紹介資料:『羊をめぐる冒険』村上春樹 著
きいろいねずみさん
紹介資料:『漢検過去問題集(平成22年度版)』日本漢字教育振興会編
mckさん
紹介資料:『バカなおとなにならない脳』養老孟司著
画箋堂賞
重賢治さん
受賞コメント
このような賞を受賞させていただき、本当にありがとうございます。忘れたはずの誰かを思い出したとき、急に会いたくてたまらなくなったときに、この本を手にしてもらえたら嬉しいです。
審査員講評
・POPを見て、その知らない本を手にするのは、的確な内容紹介や刺激的なキャッチコピーではなく、POPの書き手から出てきた想いを受け取った時。イラストからもテキストからも、書かれた方のこの本への想いが伝わってきました。(御守)
紹介資料:『好き、だからこそ : portraits in passion』小手鞠るい 著
審査員特別賞
さとソさん
受賞コメント
大好きな本のPOPを描いて、賞も頂けて、幸せです。
この本を読むと、中学高校の自分に全力でビンタされるような、そんな感覚。
ありがとう、そして頑張るよ。
審査員講評
・誰にもある欠点(嫌なトコ)とコンプレックス。すれ違いながらも、自らの欠点を見つめることで、相手の欠点をも受け入れていく。ちょっと時代遅れとも思える高校生の恋愛が、簡潔なコトバと、左目を隠した少女の顔で表現されている。見ることは、外を見ることだけではなく、内を見ることも大切なのだ。(安藤)
紹介資料:『黄色い目の魚』佐藤多佳子著