貴重書展示「装丁」開催中
現在情報館にて、蔵書紹介として貴重書展示「装丁」を開催中です。
みなさん、「装丁」とはどのようなものかご存知でしょうか?
装幀と記すこともあり、表紙の図案を考え、本を美しく装うことを「装丁」といいます。
図案だけでなく、外箱やカバー、表紙などの文字や使用する材料や製本方法も装丁の対象です。
このような本の表紙をデザインする人を装丁家(そうていか)と呼びます。
また、装丁と似たものにブックデザインがあります。同様に扱われることも多いですが、
厳密には装丁は本の外側のデザインを手がけることをいい、
ブックデザインは外観だけでなく、中身のデザインも行うトータルデザインのことをいいます。
本展では、情報館が所蔵する貴重書から芹沢銈介と津田青楓の本の表紙の装丁図案を紹介すると
ともに本を装う装幀・ブックデザインについての資料を紹介します。
美しい本、面白いデザインの本、アイデアのつまった本の「装丁」「ブックデザイン」を
お楽しみください。
期間:2023年10月18日(水)~11月16日(木)
場所:京都精華大学情報館2階企画展示発表スペース
ちなみに、情報館所蔵の貴重書をご覧になったことはありますでしょうか?
実は、情報館で所蔵する貴重書は2F図書カウンターにて申請すれば館内で
閲覧することができます。
展示している資料や蔵書検索で「貴重書」と出てきたものをご覧になりたい場合は、
ご遠慮なく、お声かけください。