P2MI2『韓国シミュレーション』
P2MI2 『韓国シミュレーション』
P2MI2(PAN PACIFIC MOVING IMAGE INSTITUTE)とは環太平洋岸地域の国々を中心に活動する映像作家や、フェスティバルの活動、研究者などのリンクを試みるノンプロフィット(非営利)のネットワーク組織です。
今回のファースト・コンタクト『韓国シミュレーション』では、韓国のEXiS(ソウル国際実験映画祭)フェスティバル・ディレクターのパク・ドンヒョン氏と実験映像作家イ・ヘンジュン氏を招いての作品上映、インスタレーションを中心に、日本、中国の作家を交えたシンポジウムをおこないます。
■日程:2008年6月10日(火)
■時間:14:00〜19:00
■会場:京都精華大学 情報館 1F メディアセンターホール
入場無料/申込不要
■プログラム
・韓国実験映画上映
・講演『韓国の実験映画』
・マルチフィルムプロジェクション
・シンポジウム『実験映画におけるインディペンデントの意味』
(途中休憩あり)
■プロフィール
講演者 朴 東炫(パク・ドンヒョン)
ソウル生まれ。高麗(コリョ)大学校で歴史学を専攻、映画に大きな関心をもち、映画サークル活動を始める。
93年には実験映画制作集団「ニューイメージグループ」に加わる。多数の実験映画制作に参加。大学卒業後、シカゴ芸大大学院に進学して本格的に実験映画を勉強。帰国後は韓国実験映画の底辺拡大のため尽力している。現在、ソウル国際実験映画フェスティバル(EXiS)実行委員長、明智(ミョンジ)大学校映画ミュージカル学部教授、ダイエゴナルフィルムアーカイブ代表。
招待作家 李 幸俊(イ・ヘンジュン)
ソウル大学校化学工学科中退、延世(ヨンセ)大学校社会学科卒業。実験映画関連講義やワークショップを開きながら、ギャラリー上映企画に参加。韓国最初の実験映画季刊誌「N'Avant(ナバン)」企画及び編集実務を担当。マルチプロジェクションによるフィルムを制作。2006年には作品がフランス「cinema different」で上映された。また、日本では池尻デザインセンター」韓日メディアパレード」でマルチプロジェクションを発表。