蔵書特集「ターナー賞受賞者＆候補者図録展」

蔵書特集展示「ターナー賞受賞者＆候補者図録展」

ターナー賞をご存知でしょうか？19世紀に活躍した画家J.M.W.ターナーの名を冠したこの賞は、50歳以下のビジュアル・アーティストを対象に毎年贈られる英国美術界でもっとも注目される権威ある賞です。ロンドンのテート･ギャラリーによって設立されたその賞の歴史は意外と浅く1984年に始まります。2004年以降の賞金総額はなんと4万ポンド（受賞者2万5千ポンド、候補者3名各5千ポンド）で授賞式の模様はスポンサーでもあるTV局「Channel 4」でオンエアされるといいます。芸術が生活に根付いた英国ならではともいえるでしょう。これまであらゆるタイプのアーティストが受賞してきましたが、比較的コンセプチュアル・アートとの縁が深い賞のようです。

今回、情報館では、蔵書のなかからこのターナー賞を過去に受賞もしくはノミネートされたことのあるアーティストの図録を特集してみました。ぜひターナー賞を知る契機としてください。

期間：2008年1月28日（月）〜2月29日（金）10:00〜17:00
会場：情報館3Fスペース「tatami」

※展示されている資料は情報館の蔵書につき館外借出が可能です。
数に限りがございますので興味のある方はお早めにどうぞ。

参照： Tate online http://www.tate.org.uk/britain/turnerprize/