デザイン的なアプローチによる新しい映像表現への取り組み:マルチメディア講演会

講演:深谷崇史(NHK放送技術研究所(映像情報)研究員)
日時:2005年1月14日(金)16:15〜 18:00
会場:京都精華大学情報館1階AVホール

入場無料・申込不要

講演要旨

テレビ番組には、生放送もあれば映像合成により作り込んだ番組もあり、また、ニュースやドキュメンタリー、教育、娯楽など、その制作手法やジャンルは多種多様です。そして、テレビ番組で用いられるコンピュータグラフィックス(CG)も同様に多種多様であり、限られた時間と予算の中、現場スタッフの創意工夫によって、様々な映像表現が行われています。
今回の講演会では、講師の深谷氏が、NHKの制作技術に入局されて、ハイビジョン編集やCG制作業務に携われるなかで取り組まれてきた映像表現をご紹介するとともに、放送技術研究所に異動後、開発された、映像制作支援のための技術や、番組用CG技術を応用して作られた新しいユーザーインタフェースについて、ビデオを用いながらご紹介いたします。

プロフィール

深谷崇史(ふかや たかし)

1969年生まれ、愛知県出身
1992年 九州芸術工科大学(現:九州大学)芸術工学部画像設計学科卒業。同年、NHK入局、放送技術局制作技術センター映像技術配属。主にハイビジョン編集業務担当
1996年、番組送出センター運用技術CGグループへ異動
2000年、NHK放送技術研究所へ異動、
以来、CGとのヒューマンインタラクションの研究に従事

主な担当業務

1996年 「銀河鉄道への旅」、「We Love Lucy」
1997年 「谿山夢想図」SIGGRAPH’97 Electronic Theater入選
「突入」ペルー大使公邸人質事件
1998年 広島原爆「10秒の衝撃」
マルチメディアコンテンツグランプリ産業部門大賞、文化庁芸術祭大賞
1999年 「よみがえる最後の晩餐」
2001年 「バーチャルスコープ」ADAA2001デジタルデザイン部門大賞
2003年 「インビジブルライト」映像情報メディア学会 技術開発賞

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