新世代楽器MIBURIを用いたメディアパフォーマンス:マルチメディア講演会

講演:Lindsay Vickery(作曲家/パフォーマー)
日時:2002年11月19日(火)16:30〜18:30
会場:京都精華大学情報館メディアセンターAVホール

入場無料・予約不要

講演要旨

オーストラリアを拠点に、世界的に活躍している作曲家Lindsay Vickery氏によるレクチャーとデモンストレーションが講演の中心になります。
氏はエレクトロミュージックから現代音楽、オペラなど幅広く作曲活動を行っていますが、近年は手の曲げ具合やタップなど身体の動きによって音楽を演奏する楽器MIBURI(身振り)を使用したメディアパフォーマンス作品を制作しています。今回のレクチャーでは、氏の自作紹介、およびMIBURIを使っての音楽デモンストレーションを予定しています。またその際にはダンスや格闘技の経験者によるMIBURIの演奏も試したいとのことですので、ダンス、パフォーマンス、格闘技等に興味ある人は是非挑戦してみてください。

プロフィール

Lindsay Vickery

今回の講師・Vickery氏の作品は、アコースティック楽器・電子楽器を用いた即興演奏を始め、大編成のオーケストラ音楽やソロ音楽、さらにはオペラと、きわめて広範囲に及んでいる。氏の作品は広く放送・出版されており、1989年にはSounds Australian Awardを贈られた。
1995年に奨励研究員に選ばれ、アメリカやヨーロッパで電子音楽を学んだのち、オランダのSTEIM、ニューヨークのHarvest Works 、イリノイ大学などさまざまな機関で長期滞在アーティストとして迎えられた。現在はオーストラリアのパースにあるEdith Cowan 大学で音楽を教えながら、西部オーストラリアにおける現代音楽アーカイブのキュレーターとして活躍しており、ここ10年間は西部オーストラリアの現代音楽シーンをリードする役割を担っている。


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