Conflict and Collaboration(軋轢と協調)〜“エンパシー”展の成り立ち 「エンパシー」シンポジウム at 京都精華大学:マルチメディア講演会

講演:嶋田 美子、Ahlam Shibli、Reviva Regev、Tamar Raban、Mariella Mosler
日時:2002年6月27日(木)16:30〜18:30
会場:京都精華大学情報館メディアセンターAVホール

主催:京都精華大学・エンパシー実行委員会
共催: 関西ドイツ文化センター 協力:fujikawa gallery/next、立命館大学、The Amos Ganor Foundation、The Pais Council of Art、The Pais Council of Art、Lufthansa

入場無料・申込不要

講演要旨

現在も解消されない「国家」「人種」「宗教」間の軋轢の歴史に一人の人間としてどう対峙してゆくか。
その方策として有効なのは大文字の歴史観・世界観・宗教観ではなく、それらへの疑問を投げかけてきた「フェミニズム」の視点ではないか。抽象的な議論に堕することなく、個人の、時には身体的なリアリティを持つ表現に具体化することで、今、ここにある問題を直視する。
本講演会では、展覧会の意義・作品の紹介だけでなくこの企画の実現にあたっての具体的な問題についてもお話ししたい。

左から
レビバ・レゲフ、マリエラ・モスラー、
アハラム・ジブリ、タマルラバン(敬称略)

 

 

 

嶋田美子(敬称略)

プロフィール

嶋田 美子(しまだよしこ)

1959 東京生まれ。都立国立高等学校卒業後、スクリップスカレッジ(米国)に留学
2001 「越境する女たち」(ヒルサイド・フォーラム 東京)
2002 「光州ビエンナーレ」(光州 韓国)

Ahlam Shibli(アハラム・シブリ)<イスラエル国籍・パレスティナ人>

1970 イスラエル、ジブリ村生まれ
1998 ウィゾデザイン大学にて写真を学ぶ
2000 「不承認(Unrecognized)」展(ガリール アラブエルネイム村)
2001 「フィールド(Fields)」(ヴィラ現代美術センター テルアビブ)

Reviva Regev (レビバ・レゲフ) <イスラエル>

  イスラエル、テルアビブ生まれ
1997 美術教師養成大学卒業
2000 「ヒロニムス ガーデン/パノラミック ランドスケープ」(アーティスト・イン・レジデンス ヘルツリヤ)

Tamar Raban(タマル・ラバン) <イスラエル>

1955 イスラエル生まれ
1982 ハイファ大学にて芸術を学ぶ
1997 「ディナードレス−ドラのお話」(ハンブルク)
2000 「ザ・ショウ」個展およびパフォーマンス (アビニ画廊 テルアビブ)

Mariella Mosler(マリエラ・モスラー) <ドイツ>

1962 ドイツ、ハンブルグ生まれ
1992 ハンブルグにて芸術と哲学を学ぶ
1999 「today-tomorrow」(キリンアートスペース 大阪)
2002 「Standpunkt」(カッセル ドイツ)

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