音響作品制作、現場のカラクリ:マルチメディア講演会

講演:平野 砂峰旅 (本学芸術学部教員/サウンドデザイナー) 、小松 正史 (本学人文学部教員/サウンドアーティスト)
日時:2001年5月15日(火)16:30〜19:00
会場:京都精華大学情報館1階AVホール

入場無料・予約不要

講演要旨

音響作品制作現場のカラクリを、色合いの異なる2つのアプローチから明らかにしていく。平野はコンピュータを用いて、音をメインにしたインタラクティヴアート作品を制作するプロセスを、小松は地域社会に根ざした環境音を用いて、サウンドスケープCDを制作するプロセスを紹介する。対称的な形態とアプローチの2人の作品制作プロセスであるが、その根底に流れるコンセプトの共通点を対談を通じて浮き彫りにすることができるであろうか。

プロフィール

平野 砂峰旅(ひらの・さぶろ)

九州芸術工科大学で音響設計を学ぶ。ヤマハ(株)にて業務用音響機器の 設計に携わる。(株)アイアンドアイに転職し、マルチメディア(web site,CD-ROM等)の企画制作を行う。その後フリーランスを経て2000年度より現職。
ISEA93(Inter Society for the Electronic Arts)入選、ICMC97(International Computer Music Conference)入選。
日本サウンドスケープ協会理事、情報処理学会 音楽情報科学研究会運営委員。
URL http://www.nn.iij4u.or.jp/~shirano/

小松 正史(こまつ・まさふみ)

1971年、京都府宮津市に生まれる。景観工学、音響心理学、サウンドスケープの研究に携わるいっぽう、サウンドスケープのCD制作、ピアノ即興演奏、各種ワークショップを主催する。ヤンマー学生懸賞論文特別優秀賞、朝日海とのふれあい賞、日本音響学会ポスター賞などを受賞。 山羊座A型。
URL http://www.nekomatsu.net


    イベント情報

    卒業生・学外の方へ:利用のご案内

    マイライブラリ:マイライブラリについて

    交通アクセス:京都精華大学サイトへ

    公式Twitter