メディア・アートからパフォーマティヴ・イメージへ:マルチメディア講演会

講演:ゲイリー・ヒル(マルチメディア・アーティスト)
日時:2000年12月11日(月)16:30〜18:00
会場:京都精華大学情報館1階AVホール

入場無料・予約不要

講演要旨

ゲイリー・ヒルが、90年代初頭から現在ワタリウム美術館で展示中の新作にいたる作品を、スライド上映をまじえながら解説する。
「時を経るにつれ、私の作品を構成する要素はどんどんシンプルになってきています。そして現在、私はインスタレーション、ビデオ、テープなどを含んだ自分の作品全体を、パフォーマンスとして考え直しています。パフォーマンスにおいては、観客は受動的に見るのではなく、積極的にそこに参加します。“パフォーマティヴ・イメージ”とは、まさにそのように観客が積極的に参加するようなイメージ、作品のことです。」

プロフィール

ゲイリー・ヒル

1951年アメリカ、カリフォルニア州サンタモニカ生まれ。92年ドイツで開催された国際美術展「ドクメンタ9」で大規模なメディアアートを発表、95年のベニスビエンナーレでは彫刻部門賞を受賞し、一躍メディアアートの第一人者となる。
映像・音響機材を駆使し、コンピューターで制御された独特の空間には詩的な空気が流れる。ホイットニー美術館、ポンピドゥーセンターなど世界各地の美術館で数多くの個展・グループ展が開催されている。今年、ドイツでクルト・シュヴィッターズ賞受賞。


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