「エレファント・マン」

ずっと気になっていた映画「エレファント・マン」が4K修復版として7/10から上映されているということで先日観に行ってきました。これから観に行かれる方はハンカチを持っていくことをオススメします。

こちらの作品は実話を元に作られている鬼才デイヴィッド・リンチ監督の作品となっています。

「イレイザーヘッド」などで知られている監督です。

ポスター、なんだかホラー映画っぽいですよね。でも全然ホラーじゃないです。

http://elephantman4k.com

エレファント・マンという名前の由来は彼の見た目が障がいのため極度に変形した体しており「母親のお腹の中にいる時に野生の暴れ象に踏まれたせいで醜い奇形児として生まれた」と見世物小屋で紹介されていたことが始まりです。

正直言ってかなり重く苦しい内容なので観る前は心構えが必要かもしれません。

しかし、是非多くの人に観て欲しい痛々しく美しい名作の一つです。

ジョン・メリック(エレファント・マン)の化け物のように扱われても失わない優しさ心の美しさ、彼を支える周りの人たちの葛藤、そして人間の悪意や差別偏見などの人の心の愚かさなどが濃く映し出されていて感情移入しやすく観ていて自分も作品の中に入っているように錯覚してしまいました。

もし自分が彼と同じ人生だったら…、真の善意とはなんなのか…、と考えるとまた深く作品に浸ることができ見終わった後も考えさせられる映画でした。

現在もMOVIX京都で上映されています。

1100円で観ることができるので気になった方は是非映画館に足を運んでみてくださいね。

https://www.smt-cinema.com/site/kyoto/index.html

 

 

 

(TEXT.o)


    fromKYOTO

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